行政書士と司法書士 登録後の研修の重要性

行政書士と司法書士はそれぞれ、合格後にやらないといけないことがあるのだが、その中に共通点を見つけることが可能だ。登録手続きもそのひとつだが、研修を受けることもそのひとつだろう。

行政書士の研修
行政書士の研修は、あまり必須というイメージが強くない。実際には必須の研修もあるのだがその数は多いとは言えない。
新人の行政書士は最初のうちは、ある程度研修に参加していろいろなことを学ぶ必要がある。そのため、必須ではなくても意図的に参加することが奨励される
ただし、登録前後に所定の研修が必須とされている資格と比べると、行政書士の資格は拘束される時間が短く、受ける側にとってハードな準備が必要ではないことが多い。したがって気楽に受けられることが多い。

司法書士の研修
司法書士の場合は、けっこうな日数の研修を受けることがノルマとなっている。登録のあとは実際に仕事をはじめるまでに必ず、指定された研修を修了しないといけないのだ。

必ず受けることになる種類にまず「中央研修」と「ブロック研修」がある。前者は、2度に分けて実施されるが、それぞれの日程は3~4日と泊りがけになる。後者は地域ごとに分けられる上に日程もかなり異なる(しかし日数については、どの地域でも約1週間と共通しているのだが)。

ブロック研修は名前の通り、地域で分けて実施するが、そのあとにもっと細かく、都道府県単位で実施する研修がある。司法書士会も都道府県単位で分かれているからだ。

以上のように、行政書士と司法書士では、研修には顕著な違いがある。前者では研修は、ほとんどが「自分で選んで、好きなように参加するもの」だが、後者では研修といえば、「初期段階で、必ず通過しなければならないプロセス」となっているのだ。

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>>行政書士の業務が分かるインタビュー(提供:フォーサイト)