行政書士と司法書士 登録しない人がいるって本当? 

行政書士と司法書士試験の受験者に出会ったときに、「合格したら、どうするの?」と質問したら、ほとんどの受験者は、「もちろん、○○書士になって活動します!」と答えるのではないだろうか。

しかし実際には、試験に合格してもそのまま登録をして開業するとは限らないようだ。だからといって、書士の資格をひっさげて就職するという道を選ぶわけでもないのだ。

それでは、どれくらいの合格者が、行政書士として、または司法書士として登録しない道を選んでいるのだろうか。また、登録しないというコースをあえて選ぶ背景にはどのようないきさつがあるのだろうか。

試験に合格しても、登録しない行政書士
行政書士の場合、はっきりとしたデータはない。そのような調査も実施されていない可能性が高そうだ。
ただし、それなりに登録を選ばない合格者がいることは間違いない事実だ。これには、開業に関して勝機を見込めなかった場合や、その他の試験が本命である場合が多そうだ。

※後者の事情についてだが、司法試験のような試験への合格を目指している層が行政書士試験を受けている? という形跡がある。

試験に合格しても、登録しない司法書士
司法書士のほうで、合格者の三分の一強が登録をしていないというデータがある(まだ、5割には程遠い割合だということだが)。
すぐに登録しなくてもよいため、すぐに司法書士として働く意思がないなら「しばらくは様子見」でもよいわけだ。すぐに開業しないなら、既存の事務所等で働くという手もありますが、いずれにしても登録の費用の高さを思うと、それなりの覚悟や決断性がいることは間違いない事実だ。

行政書士・司法書士いずれも、登録してもすぐに成功できないと感じたら、確かに見合わせるという手は悪いものではないだろう。
しかし受かっておく分にはいっこうに損はないのだ。資格を使いたいときに的確に使えるような立場になっておくことが重要だろう。

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>>行政書士の業務が分かるインタビュー(提供:フォーサイト)