行政書士と司法書士の年収事情

■行政書士と司法書士の年収
行政書士と司法書士は、基本的に開業するのが当たり前の資格だ。

サラリーマンやOLではないため、年収等の調査をするのは簡単ではないだろう。アンケート等を実施することは、部分的になら可能ですがどうしても回答数に制限がかかってしまうからだ。

早い話行政書士や司法書士の年収については、信憑性に富んだ調査結果は期待できないわけだ。
それでも、数少ないデータを確認すると行政書士の年収は500~600万円台、司法書士の年収は600~700万円台といったところになりそうだ。

この数値については、見る際にいろいろな条件を考慮する必要があるだろう。
サラリーマンやOL、公務員や団体職員といった年収が安定する職業ではないし、年齢や就業年数による影響も希薄な業界でもある。
そして、年収の上限や下限の間のギャップが激しくなりやすい業界であることも忘れてはいけないだろう。

■年収の上のライン
1000万円を超えるケースは確かに少数派だ。それでも、実際に1000万円越えはいますし、若くてもそれを狙うことは不可能ではないのだ。

■年収の下のライン
300万円台というケースがあちこちにあることは否定できない。しかし初年度はそれくらいでも不思議ではありませんし、それが失敗例だということでもない(最初の数年は300万円いかなかったものの、のちのち1000万円に達したという成功例だっていくつもあるのだ)。

■年収をどう捉えるべきか
特に行政書士の場合は、兼業者も混ざるし事情があって仕事量を制限しているケースもあるようだ(たとえば、子育て中の女性で月に1、2件しか受けないようにしているケース等)。
それに年収が低い人が多いとなれば、高い人もその分多くならないといけない。1000万円まで行かなくても800万円前後くらいの人だって相当いることになるはずだ。
行政書士も司法書士も、開業したら楽にしていられる職業ではない。絶えず緊張感を持って進路を決めていく必要がありますが、収入関係の可能性が尽きない職業であることは確かだろう。

≪ 前の記事へ    次の記事へ ≫


>>行政書士の業務が分かるインタビュー(提供:フォーサイト)