行政書士試験と司法書士試験(試験科目)

■行政書士試験の試験科目は?
行政書士試験の試験科目は、「法令等科目
と「一般知識等科目
に大きく分かれ、具体的には、下記のような科目で問題が出されている。

(1)行政書士の業務に必要な法令等:
憲法、行政法、民法、商法、基礎法学

(2)行政書士の業務に関連する一般知識等:
政治・経済・社会、情報通信、個人情報保護、文章理解

このうち特に重要な科目は、憲法、行政法、民法の3科目となる。

ところで、「行政法」というのは耳慣れない言葉だと思うが、行政書士試験用の(?)言葉で、行政手続法、行政事件訴訟法、行政不服審査法、国家賠償法、地方自治法など、「行政」に関連した法律全体を大きくまとめた言葉である。

この行政法は、行政書士試験の主要科目の一端を成すもので、試験全体に占める問題数も多い。
何といっても、“行政”書士というくらいだから、行政関連の知識は大切なのである。

■司法書士試験の試験科目は?
一方、司法書士試験の試験科目は、下記のようになっている。

(1)憲法、民法、商法、刑法
(2)不動産登記及び商業登記に関する知識
(3)供託法、民事訴訟法、民事執行法、民事保全法、司法書士法

このうち特に重要な科目は、上記のうち、民法、商法、不動産登記法、商業登記法である。

■共通する試験科目は?
こうして、試験科目を並べてみただけでも、行政書士と司法書士の違いが、ぼんやりと見えてくるだろう。

何やら広範囲な行政書士の試験範囲と、ピンポイントな司法書士の試験範囲。

この「広範囲とピンポイント」という点は、実際の業務に関することでも、あながち間違いではない。・・・ようにも思われる。

■2つに共通する試験科目は?
さて、この2つの試験には、共通している試験科目もある。
それは、「憲法」と「民法」、「商法」である。

しかし、このうち特に「民法」と「商法」については、行政書士試験に比べて司法書士試験の方が、かなり難易度が高いと言われている。

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>>行政書士の業務が分かるインタビュー(提供:フォーサイト)