行政書士、司法書士 TOP

「士」のつく自由業は、世の中にたくさんある。
弁護士、弁理士、公認会計士、税理士、社会保険労務士、不動産鑑定士、土地家屋調査士、中小企業診断士、海事代理士、建築士・・・。

このラインナップの中に、「行政書士」「司法書士」も、ある。

この2つは、一見、とても似ている。
そもそも、両方とも漢字が4つで、そのうち2つが同じ字だ。

そのせいかどうかは不明だが、この2つの資格は、かなりの頻度で、ごっちゃにされている。
実際、この2資格の違いを正確に言える人は、日本の人口の5%に満たないのではないかと思われる。

さて、この「行政書士」と「司法書士」、どのように違うのだろうか?

「“書士”って言うくらいだから、書類を作る人でしょ?」
そうだね。・・・で、何の書類を作る人だと思う?

「“行政書士”は、行政の書類作る人で、”司法書士“は、司法の書類作る人じゃないの?

ちょっと待った。一瞬、納得しそうになったけれど、それは、なんだか違う気がする。
・・・というか、そんなことを言われると、余計わからなくなるではないか。

行政書士と司法書士は、語感はなんとなく似ているけれど、仕事の内容が全く違う。

パセリとブロッコリーくらい違う。
この2つは、遠くから見ると、とても似ている形状だが、全く違う野菜だ。

パセリをシチューに入れれば、跡形もなく煮溶けてしまうし、ブロッコリーをサラダの香りづけに使おうとしても、多分、それほど役には立たない。

パセリにはパセリの、ブロッコリーにはブロッコリーの、厳然たる役割があり、存在意義があり、美味しい食べ方がある。

・・・あまりピンとくる例えでなくて、スミマセン。要するに、何を言いたいかというと、種類が違えば、役割も、仕事も違う。つまり、

行政書士には行政書士の、司法書士には司法書士の役割があり、存在価値があり、活用方法があるのだ。

それなのに、両者の違いは、世間では、思いっきり混同されている、と思う。

おそらく、関連資格であるはずの税理士や社会保険労務士ですら、「行政書士と司法書士って、どう違うの?」と質問されたとき、びしっと正解を答えられる人は、6割くらいじゃないだろうか。

そういうわけで、このサイトは、特に、これから資格取得を考えている人達のために、行政書士と司法書士という2つの資格に、焦点を当ててみた。

両資格について、仕事内容のこと、試験の科目や日程や難易度、両方の資格を取りたい人へのアドバイスなどについて、まとめている。

もし、行政書士と司法書士のどちらかが自分の適性に合った仕事だと感じたら、夢を持って、まずは試験を目指して、がんばっていただきたい、と思う。

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>>行政書士の業務が分かるインタビュー(提供:フォーサイト)